hakeの日記

Windows環境でプログラミングの勉強をしています。

RDE - Windows用Ruby開発環境

Ruby関連のブログを見ていて発見しました。
Ruby Development Environment(http://homepage2.nifty.com/sakazuki/rde/index.html
RDEマニュアル(http://rubyde.sourceforge.net/hiki/ja/FrontPage.html


ちょっと試した感じ、ソースの色分けや任意のクラス/メソッドへのジャンプ、ブレークポイントや1行ずつの実行などいろいろ揃っており、更にいちいちファイルを保存してコンソールから実行しなくて良いので、勉強とデバッグには非常に便利だと思いました。


以下導入手順メモ、基本的に上記サイトの説明による

rubyのインストール

mswin版のRubyが推奨とのことなので、昨日インストールした派生版のOne-Click RubyInstaller 1.8.4-19 Finalをそのまま使用する。オリジナルのmswin版のRubyと比較して以下がメリット、ただしサイズが大きくなる。

  • インストール(アンインストール)が簡単。環境変数設定も自分で行う必要がないので初心者に優しい。
  • 拡張ライブラリが最初から揃っている(オリジナルmswin版ではRDEデバッグスクリプトが上手く動かなかった)

RDEインストール

  • ダウンロードページから本体ver1.0.1(RDE1.0.1_setup.exe)と差し替えファイルunicode.dll, japanese.dll(converter-1_1.zip)があるのでダウンロード。converter-1_1.zipは展開して2つのファイルを取り出しておく
  • リファレンスマニュアルの Windows HTML Help版ruby-refm-rdp-1.9.0-ja-htmlhelp.zip)をダウンロード。展開してrubymanjp.chmを取り出す
  • RDE1.0.1_setup.exeを実行してインストール、rubyのパスは勝手に認識してくれました
  • その後インストールフォルダの下のunicode.dll, japanese.dllを差し替えファイルで上書きする
  • ヘルプファイルrubymanjp.chmをインストールフォルダにコピー。メニューのヘルプ→Rubyヘルプでリファレンスマニュアルを表示する。

デバッグスクリプトのコピー

以下、rubyのインストールフォルダを$RUBYRDEのインストールフォルダを$RDEと表記

  • $RDEの下にあるdebug2.rbとrde_extend.rbを、$RUBY\lib\ruby\1.8\ にコピー
  • $RDE\ruby18\RDE.dllを、$RUBY\lib\ruby\1.8\i386-mswin32\にコピー(コピー元フォルダはrubyのバージョンに合わせる、なおcygwin環境でrubyを使用している場合はRDE.soをコピー)

RDEメニューの日本語化

RDEを起動して以下のサイトのとおりに設定
http://jp.rubyist.net/magazine/?0011-CGIProgrammingForRubyBeginners-2#l7

  • 「tool」→「設定」→「ruby(rubyの基本設定)」でruby.exeとrubyヘルプのパスを指定
  • 同「config(外部設定ファイル)」で$RDE\Translations\Japanese_1000.xml を指定
  • 「ツール」→「エディタ設定」で日本語フォント選択(MSゴシック,10pt)
  • 「tool」→「設定」→「文字コード変換」でjapanese.dllを選択
  • 同「文字コード」でSJISとCRLFを選択