hakeの日記

Windows環境でプログラミングの勉強をしています。

KeyHelperで輝度調整

最近いただいたコメントでKeyHelperの話題が続いたので日記にして書いてみます。お題は特定のアプリ使用時にカーソル上下キーで輝度調整を可能にする方法です。

輝度調整はFn+3/4で行いますが、この時にどんなコードが出ているかをKeyHelperConfで確認してみます。KeyHelperConfを起動した状態で輝度調整を行ってみると輝度アップのときには0x2011、輝度ダウンの時には0x2012のコードが発生しているのがわかります。なのでカーソル上下キーを押したときにこのコードが発生するような設定にすれば良いわけですね。
この動作をさせるにはKeyHelper単体では無理なのでInputHelperの機能を使用します、InputHelperはKeyHelperと同じyaktyさんのサイトから入手して予めインストールしておきます。
そしてkeyhelper.confに設定を記述します。以下はZEditor起動時に上下カーソルキーで輝度調整を行うようにした場合の設定です、ZEditorにしたのには特に意味はありません(^^ゞ ので適宜書き換えて下さい。

[Launch2_zeditor]
Up = @qcop(TAB)QPE/InputHelper key(QString) "click 0xffff 0x2011 0x0000"
Down = @qcop(TAB)QPE/InputHelper key(QString) "click 0xffff 0x2012 0x0000"

Up、Downはそれぞれ上下カーソルキーに定義すると言う意味(KeyHelperConfで確認できます)、発生させたいキーコードは"〜"の中の3番目に書きます。セクションの中のLaunch2はランチャー起動キー(通常はHomeキーやAddressキー)を併用しないで上下カーソルキーのみで動作するためのものです。これはkeyhelper.xmlのextensionsの部分に

<extensions>
 (略)
	<define key="All" kind="launch2"/>
 (略)
</extensions>

と設定してKeyHelperをリロードすることで使用可能になります。


KeyHelperはザウルスを使用するうえで必須なアプリといっても過言ではありません。習得するのに少々手間がかかるかもしれませんんがいろいろと応用が利くので、それだけの価値があるのではないでしょうか。