X/Qtを入れてみる
前々から機会があったら入れようと思っていたX/QtをC860に入れてみました。
検索したところ初心者向けのサイトが見つからなかった(以前どこかで見た記憶があるのでけれども)ので、 MobileMemoさんのX/Qt-2 テスト版のインストールのファイルリストを見ながらインストール。ファイルはX/Qt2のfeedからダウンロード。
以下、手順
- C860を初期化、不要なファイルを削除するため
- 標準アプリの高速起動を全てOFF、swapも作った方が良いのかな
- 上の参考ページのリストを上から順にインストール、emacs,navi2ch,ochusha,dillo,sylpheed,xmms,wonderlust等のアプリは今回はインストールしない
- 他のライブラリが必要とのメッセージは全部入れるまで無視
- gtk+_1.2.10-2_arm.ipkとpango_1.4.1_arm.ipkでインストールエラー
- xqt-server_0.0.10_arm.ipkはインストールしない、xqt-server_1.9.0_arm.ipkをインストール
- 古いバージョンでタイムスタンプが新しいパッケージがfeedにあるのは何故だろう?
- 他のファイルをインストールした後、pango_1.4.1_arm.ipkを再度インストールすると成功
- gtk+_1.2.10-2_arm.ipkはやはりエラーになったのでtarで中のファイルを取り出して各々の場所にコピーした
- デスクトップのStartXアイコンをタップするとX/Qtが起動してrxvt(日本語ターミナル)が表示される(少し時間がかかった)
- Fnキーを押しながら画面をタップするとメニューがでる。X/Qt終了はここでExitを選択
- Homeキーを押しても画面が閉じないのでQtアプリはメニューから起動する必要あり
- Menuキーを押したらFullScreenとHelpとShutdownができることを発見、キーバインドはHelpで確認
- CtrlはAddressキー、AltはHomeキー
rxvtが起動している状態でスクリーンショットを撮ろうとしたらrxvtが閉じてしまった、なんでやねん。
uimとanthyを入れたのだけれどもuimの起動が失敗してるっぽい、よくわからん。
初心者向けサイトが見つからないので今日はここまで。
と思ったけど、もう少し
起動時にuim関連のエラーが出るのは~/.xinitrcに記述されていた内容を~/.bashrcにも記述しまったのが原因だった。しかし依然として日本語入力方法がわからん。eucなファイルの日本語表示はできていた。
いろいろ試したら、日本語入力切替はSHIFT+SPACEでできた。
全体として、一旦X/Qtが起動してしまえば動作は軽いですね、想像していたよりもかなり快適かもしれない。
w3mで画像表示
X/Qtで一番やりたかったことはこれです。
- dipusさんトコからw3m_0.5.1-20060612-1_arm.ipk、w3m-inline-image_0.5.1-20060612-1_arm.ipk、openssl_0.9.8b-2_arm.ipkを持ってきてインストール。opensslは元々のをアンインストールして入れ替え
- ~/.bashrcに「TERM=xterm-new」を追加
- w3mの設定画面でインライン画像表示をYesにする。
これで画像表示するようになりました、すばらしいです。
この状態でシステム情報で本体メモリをみるとまだ42MByteの空きがある、これならもう少しいろいろ入れられそう。