hakeの日記

Windows環境でプログラミングの勉強をしています。

coLinuxをCygwin/Xで使う

TeraTermなどの端末だと画面が小さくて不便なのでcoLinuxをX環境で使用できるように挑戦。Xの設定なんてまるで知らないのでどうなることやらと思っていたけど、分かってみれば簡単なことだった。

coLinuxの環境構築

apt-get install xbase-clientsでX環境インストール。必要に応じてXterm他もインストール

Cygwin

setupでX環境がインストールされていることが前提、Cyngwin/Xを起動

xwin -ac -multiwindow & あるいは
xwin -ac &

ssh 192.168.xxx.xxx

multiwindowオプションが無いと背景がグレーのX画面が起動する。普通はmultiwindowオプションをつけた方が使いやすいと思う
そのままCygwinの端末からcoLinuxへログイン

coLinux

export DISPLAY=(WindowPCのIP):0.0
kterm &  ←Xアプリケーション起動

不明点

DISPLAY変数の設定はXアプリ起動の直前に行う必要がある。.bashrcに記述しておくとXアプリが起動しない……何故???

ktermでの日本語入力(anthy)

# aptitude install uim uim-anthy
  • set-language-envを実行してanthyを使う用にメニューを選択。このコマンドはrootで実行してはいけない
  • ~/.uim作成
(define default-im-name 'anthy)
  • ~/.bashrcに追加
XMODIFIERS=@im=uim ; export XMODIFIERS
GTK_IM_MODULE=uim ; export GTK_IM_MODULE
UIM_IM_ENGINE=anthy ; export UIM_IM_ENGINE
  • またはコマンドラインから下記実行、こちらだと画面下の「直接入力」などの表示がでる
$ UIM_FEP=anthy uim-fep
  • 日本語入力の切替は Ctrl-o
  • ただしktermから起動したkterm上では機能しない、理由不明。コンソールから起動した複数kterm上では機能する。