hakeの日記

Windows環境でプログラミングの勉強をしています。

coLinux環境の導入

Cygwin環境でがgcc3系のクロスコンパイル環境がどうしても作れないのでDebian on coLinuxに挑戦、DebianのイメージはcoLinuxについていたのでそのまま使用しました。
なお、bz2の展開やスワップイメージの作成には先日導入したCygwin環境を使用しました。

追記

ディスクイメージやスワップイメージ作成にはXPにあるfsutilを使うと良いらしい(未確認)

fsutil file createnew filename 100000

参考サイトは以下
Cooperative Linux(coLinux)のメモで環境構築全般を参考にさせてもらいました。coLinuxのインストールは「coLinux-0.6.1へのアップグレード」を、その他は「coLinuxのインストール」を実践していきます。
ただしネットワークについてはWindows XP環境でTAP-Win32を使ったブリッジ接続を使用したので、coLinuxでORCA (WindowsXpの場合)を参考にしました。


以下、ポイントになった部分

  • 使用したファイルはcoLinux-0.6.3.exeとDebian-3.0r2.ext3-mit-backports.1gb.bz2を使用
  • メモリ256M、スワップ256M
  • 起動は、colinux-daemon.exe -c default.colinux.xml -t nt
  • 終了は、shutdown -h now
  • rootのpasswardはroot
  • vim(vi)をインストールするまではeditorを使用、終了はC-x→y→Enter
  • キー設定を行うまでは「:」は「Shift + ;」で入力
  • Windows側のIPはブリッジ接続を行うとブリッジ用として新しいIPが割り当てられるのでipconfig /allでの確認はブリッジ作成後に行う(当初ブリッジ作成前のIPへpingを飛ばして応答が帰ってこないのでハマッた)。またネットワークプロパティの「ローカルエリア接続2」の状態は「ネットワークケーブルが接続されていません」のままでOK。
  • ネットワーク設定、default.colinux.xmlのnetworkタグはデフォルトのまま使用、coLinux側の/etc/network/interfacesと/etc/resolv.confの内容は適宜書き換え、windowsのhostsは追加はしなかった。
  • WindowscoLinux間の双方向、coLinuxからルーター&外部へpingを飛ばして応答を確認。なおyahooはpingに応答を返さない場合があるのでgoogle等の他のサーバーで試す。
  • 「パッケージ情報の設定と更新」で使用するは/etc/apt/sources.listに記述するリングサーバーはhttp://debian.fam.cx/index.php?install#content_1_29を参考にする。
  • apt-get updateでいろいろエラーが出たので最終的に以下のようにした(リングサーバーは混雑していないところならば何処でも良いと思う)
  • sidをリストに入れるとapt-get updateでエラーになる。
deb http://ring.htcn.ne.jp/archives/linux/debian/debian sarge main contrib non-free
deb http://ring.htcn.ne.jp/archives/linux/debian/debian-jp sarge-jp main contrib non-free
deb-src http://ring.htcn.ne.jp/archives/linux/debian/debian sarge main contrib non-free

dep http://security.debian.org/ sarge/updates main contrib non-free

#dep http://www.backports.org/debian sarge kernel-image-2.6.6-i386
  • Windows環境からのログインはTeraTerm proからtelnet接続。セキュリティが心配ならsshを使用。(いずれはCygwinのX環境で操作させたい)
  • Editorが使い難いので、apt-get installでvimとlvをインストール
  • キーバインドの設定はapt-get install console-data console-toolsの後にdpkg-reconfigure console-dataで行う。
  • ディスク増量はいろいろとインストールする前に(コピーするファイルが少ない内に)行ったほうが良い。
  • ディスクを増量後に新イメージで起動すると、最初はkernel panicになるが、再度起動すると正常起動する
  • apt-get source hogeでdpkg-sourceが無いといわれたら、dpkg-devをインストール

不明点

taskselで開発環境他の項目が出てこない(1回目に構築したときは出てきた)、仕方がないので一個ずつapt-get installした。

追記

aptitudeでパッケージの情報を見ながらインストールできる(日本語表示する)