zRSSReaderを試す
zaurus yahoonewsTTR page(http://zaurus.gozaru.jp/)にて、RSSリーダーzRSSReader Ver. 0.2.0が公開されましたので試してみました。コンセプトは『ビュースタイル 片手操作でらくらく巡回』とのことです、もちろんインプットスタイルでも動作しますね(笑)
RSSのURLを追加して取得開始をすると、記事のタイトル情報が取得されてサイト名が表示されます。サイト名を選択すると取得した記事リストが表示されるので閲覧したい記事を選択します。DmBloggerなどですとこの時に要約記事が表示されるのですが、zRSSReaderではブラウザが起動して直接その記事のページを閲覧するようになっています。
したがって閲覧時にはネットに接続している必要があるのですが、キャッシュ設定を有効にすることで情報取得時に記事のページのデータもそのまま取得してオフラインで閲覧することが可能になります。ちょうどyahoonersTTRのRSS版といった感じですね。
現状ではまだ、上手く取得できないサイトがあったり、キャッシュ有りだと取得時間が長く感じる部分のあるように感じますけど、この辺は今後のアップデートに期待したいと思います。
以下実験としてコンセプトの片手のみの操作をするように設定してみました。
基本的な考え方は、6月24日の日記で書きましたので、ここでは相違点のみを記述してみます。なお使用ブラウザはOperaを前提としています。
keyhelper.xmlの設定
<extensions> <define key="A" kind="menu50"> <modifier Shift="On"/> <modifier Control="On"/> </define> <define key="B" kind="menu51"> <modifier Shift="On"/> <modifier Control="On"/> </define> </extensions>
[menu50]はzRSSReader用、[menu51]はOpera用のメニューになります。
keyhelper.conf(zRSSReader)の設定
[Launch2_zRSSReader.rb] Escape = @qcop(TAB)QPE/InputHelper key(QString) "click A+CTRL+SHIFT 0 1" [Menu50] 01_nop = @qcop(TAB)QPE/InputHelper mouse(QString) "click 5 5" 02_Cancel = @qcop(TAB)QPE/InputHelper key(QString) "click Escape" 03_Menu = @qcop(TAB)QPE/InputHelper key(QString) "click F11" 04_RSS = @qcop(TAB)QPE/InputHelper key(QString) "click F11" wait 100 "click Right" 05_OPML = @qcop(TAB)QPE/InputHelper key(QString) "click F11" wait 100 "click Right" wait 100 "click Right"
nopは誤ってメニューを表示させてしまったとき用に何もしない項目、“Menu”〜“OPML”はzRSSReaderのメニューバーの各メニューを表示させます。
keyhelper.conf(Opera)の設定
[Launch2_opera] Escape = @qcop(TAB)QPE/InputHelper key(QString) "click B+CTRL+SHIFT 0 1" [Menu51] 01_nop = @qcop(TAB)QPE/InputHelper mouse(QString) "click 5 5" 02_zRSSReader = @qcop(TAB)QPE/Application/zRSSReader.rb "raise()"
なぜOpera用にもメニューを設定するかというと、zRSSReaderで記事を閲覧する場合にはzRSSReaderとブラウザであるOperaを行ったり来たりする必要が生じます。そこでOperaを表示しているときにメニューから簡単にzRSSReaderの画面に切り替えるようにさせる為です。Operaの画面でメニューから“zRSSReader”を選択することで画面がzRSSReaderに切り替わります。
更に
上の設定でOperaも[Cansel]キーでメニュー表示する設定にしてしまいましたが、zRSSReaderと併用する場合だけ、この設定を有効にするようにしてみます。まず[menu50]に以下を追加
06_conf2 = @qcop(TAB)QPE/KeyHelper "config(QString)" keyhelper2 07_conf = @qcop(TAB)QPE/KeyHelper "config()"
次にkeyhelper.confをコピーしてkeyhelper2.confとして、先ほどのOperaの設定をkeyhelper2.confのみに残すようにします。
これでzRSSReaderの画面のときにメニューから“conf2”を選択すると、Operaの画面で[Cansel]キーでメニュー表示するようになります。もとに戻したい場合は、メニューから“conf”を選択します。