時砂の王
- 作者: 小川一水
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 文庫
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時間がなくて積読だったのを読了。
やっぱ時間ものはおもしろい、一気に読み終わりました。が、分量的に物足りなさも感じます。
オーヴィルの時代をプロローグ、時間軍創設正史のくだりを間幕に各時代の戦いを各章仕立てにして最終章で邪馬台国の時代っていう複数冊の構成だったら個人的には最高だったと思います。
時間軍は過去において、やっぱティーガーデン星を徹底的に破壊する(した)のだろうぁ。しないと正史においても26世紀に侵攻してくるだろうし。
って、あれ? 10万年の間にティーガーデン星でコンタクトしたってことは、敵がティーガーデン星もしくは他星系でより過去に遡って地球に侵攻してくるってこともあるんじゃないの? というようなことはあまり突っ込んだらいけないのでしょうね。