しゃべるザウルス その2
ひとりぶろぐさんトコで音声合成ソフトのパッケージが公開されたので試して見ました。先日は、LinuxDevices拡張モジュールが入手できなくて断念したのですが、これを使用しなくても動作する環境を用意していただいた様ですね。
環境構築もエントリに挙げられているパッケージを全てインストールで簡単です。MBROLAは自分の環境(SL-C3000)ではダイナミックリンク版で動作しました。相異点は以下
- Rubyは1.8.6preveiw1を入れていたのでそれをそのまま使用しました。
- /home/QtPalmtop/bin/speakで作業領域が$HOMEとなっていますがSL-C3000では容量的に不安だったので、HOMEをTMPに変更(export TMP=/hdd3/tmpしています)
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- こちらで新しいバージョンの zmuDaTTS.rbが公開されました
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「こんにちは」とeucで書いたvoice.txtを用意して、
$ speak voice.txt
として少し待つと、ちゃんと喋ってくれます!おもしろいなあ。
speakの中を除くと喋るまでの変換手順がわかりますね、rmコマンドの前に
cp ${TMP}/zmudatts_temp$$.raw ./voice.raw
を追加してカレントディレクトリに変換した音声ファイルをコピーする様にしてみました。これで
$ cat voice.raw | sox -q -t raw -r 22050 -w -s -c 1 - -t ossdsp /dev/dsp
するとすぐに喋ってくれます。
いろいろと使いでがありそうです。