w3mの日本語表示と設定
昨日の続きです。daimaou-Kさんにコメントいただき文字化けは解決しました、ありがとうございましたm(_ _)m
原因はw3mの文字コード設定がLatinになっていた為でした。oキーで設定するなんてすっかり忘れてましたよー(^^ゞ
以下は行った手順のまとめ
インストール
結局以下のパッケージを使用しました。
- http://www.focv.com/ipkg/よりopenssl_0.9.7i-3_arm.ipkとw3m_0.5.1-20051123-2_arm.ipkを入手
- libgcはdipusさんの徒然な覚書の昨日のエントリにて上のw3mでは必要なしと書かれていたのでアンインストールしました(Private Packagesの説明にwith gc 6.6 static linkedって書いてありますね(^^ゞ)。他のw3mを使用する場合はブログ練習長さんのC760初期化(8)記載のリンク先よりlibgc_6.3alpha4-1_arm.ipkを入手して使用します(もっと新しいバージョンが存在するかも)
w3mの設定
w3mでブックマークまたは適当なページを開く(この時点では文字化け)
$ w3m -B または $ w3m http://www.…… あるいは $ w3m .
[O](オー)キーで設定画面を開き、以下の様に設定(EnterかOKで設定)
- Display charset を [Japanese(EUC-JP)]
- Default document chaset を [Japanese(EUC-JP)]
- System charset を [Japanese(EUC-JP)]
- System charset follows locale(LC_TYPE) を [NO]
最後の設定をNoにしないとw3mを起動する度に文字化け設定に戻ってしまいました、ということは私のマシンのLinuxの環境設定に問題があるのだと思います(LANG=ja, LC_ALL=Cのあたりが関係あり?ここの設定はザウルスを購入してから変えてないと思うのだけれど……)
追記
環境変数LC_ALL=Cを削除したら文字化けの問題は解決しました、昔何かで.bashrcに追加したものがそのまま残っていたみたいです。
その他の設定として
- Enable cookie processing を [YES]
- Accept cookie を [YES]
- Use JIS X 0201 Roman for ISO-2022-JP を [YES]
- Use JIS C 6226:1978 for ISO-2022-JP を [YES]
- Use JIS X 0201 Katakana を [YES]
- Use JIS X 0212:1990 (Supplemental Kanji) を [YES]
- Use JIS X 0213:2000 (2000JIS) を [YES]
クッキーを許可。JIS関連はいわゆる機種依存文字を表示させるためです、良くわからないので全部YES。
クッキーの設定がこんなところに……いままでクッキー無しで使用していたのでこれで使い勝手がかなり良くなります(^^ゞ
- Externel Browser を [/home/QtPalmtop/bin/opera]
外部ブラウザをOperaに設定、[Shift]+[M]で起動、画像付きでページを表示させたいときに使用。
- 最後に画面下の[OK]を選択(これで文字化けが直ります)
まだ他に設定すべき項目があるかもしれませんけど、とりあえずはここまで。
キー操作
いままで使用していたOperaライクの設定をそのまま踏襲するため、設定ファイルkeymapをそのまま利用しました。
変更する場合は、
- キーアサインは[Shift]+[H]で表示、ここの右側の説明のカッコの中の文字列がキー設定ファイルkeymapの右側の文字に対応する?、keymapで好きに定義可能。キーは大文字と小文字を区別するので注意。
- キーの表記「C-m」は[Ctrl]+[m]、「ESC-b」と「M-b」は[Cancel]を押した後に[b]を押す。
- 基本的な操作はマニュアルを参照、他に私家版携帯端末考のw3mのページのキー設定の説明がわかり易い
文字入力
検索エンジンなどで文字を入力する場合は、カーソルを入力欄に移動させて[Enter]または[OK]を押すと画面下に「TEXT:」と表示されるので入力、最後の[Enter]で入力欄に文字が入る。ターミナルにqpe-embeddedkonsole-ja ワイド版パッケージを使用、入力メソッドにIMKit-Anthyを使用している環境では日本語の入力も問題なし。
「TEXT:」表示の状態で[Ctrl]+[O]でエディタ起動、はてなの日記編集欄のような広い入力欄では[Enter]だけで起動する。デフォルトではvi、エディタの指定は設定画面の「Editor」の項目で行う。
エディタをZEditorに
daimaou-Kさんの5月のエントリでw3mのエディタにQTアプリが使用できることがわかりました。そこでZEditorを設定してみます。ただしZEditorで他のファイル編集中にw3mでエディタ起動なんて状況がありうるのでZEditorを二重に起動する細工を行う。
- ZEditorの実行ファイルへのリンクzeditor2を作成
$ su # cd /home/QtPalmtop/bin # ln -s zeditor zeditor2 # exit
- 「ホーム画面設定」でzeditor2のアイコンを作成(間違って起動しないように別のタブに作成したほうが良いかも)
- w3mの設定画面の「Editor」を[/home/QtPalmtop/bin/zeditor2]に設定
うん、これではてなの日記の書きこみや修正なんかも簡単に行えますね。