hakeの日記

Windows環境でプログラミングの勉強をしています。

PIMデータのC860への移行の確認

しばらく放っておいたSL-C860をいじる。
SL-C860の入手理由に予備機という意味合いもあったので、SL-C3000にトラブルが生じた場合にSL-C860でデータが利用できるかを確認。EBtやPortaBaseのデータはそのままデータファイルをコピーしたものを利用できるけど、標準のPIMデータはどうなのでしょうか、といっても私の場合標準のアプリはメールくらいしか利用してせんが(^^;

事前準備として赤外線通信による移動

とりあえずメールのアカウント情報をコピーする為に赤外線通信を使用、これは問題なくできます(あたりまえ) ただし通信開始してから移行データのリストが表示されるまでに5分くらいかかりました、旧機種から新機種へ移行するときもこんなに時間がかかるのでしょうかね。

SDカード上のメールデータ

SL-C3000にてメールソフト上の「メール複製・移動」機能を利用してSDカード上にコピーしていたメールデータは、SL-C860のメールソフトの機能で取り込みが問題なく完了

ディレクトリの丸ごとコピー

標準のPIMのデータは/home/zaurus/Applications/dtm/以下に保存されています、これをtarで固めてSL-C860へ移行、同じ場所へ展開。私は日々のバックアップはここのディレクトリをピックアップして行っているので、このデータが利用できるのが一番助かります。実験したところメールのデータは問題なく移行できました。ためしにカレンダーやTODOにデータをいれてみましたけど、これも移行できている模様。基本的にここのデータ形式は各ザウルス間で変化なしということで良いのかな?
(注意事項)バックアップしたデータを上記ディレクトリに上書きする場合は、各PIMアプリの高速起動はOFFにしておくこと。もう一点、名前が大文字のファイルは、そのままでSDカード等VFATのデバイスを経由させると名前が小文字になってしまいPIMアプリから認識しなくなるので注意。



というわけで、SL-C3000にトラブルが生じても、データディレクトリの日々のバックアップをSDカード等に持っていればSL-C860でのデータの再利用は問題なさそうです。もちろん標準のバックアップでとった巨大バックアップファイルから、このディレクトリ部分だけ抜き出して利用してもOK。