hakeの日記

Windows環境でプログラミングの勉強をしています。

インストールするときに

ザウルスではプログラムの配布はインストールパッケージ(ipkファイル)で行われているので、内容を知らなくても簡単にインストールやアンインストールができます。いわゆる定番アプリケーションならば問題ないのでしょうけれども、私の場合は海外の怪しいソフトや公開されてから結構時間が経っているアプリをインストールすることが度々あります。そうした場合にはインストールする前にどんな名前のファイルが何処にインストールされるのかを確認してからインストールを行うようにしています。そうしないとライブラリ等が古いバージョンに、あるいは偶々同じ名前だったファイルが上書きされてしまう恐れがあるからです。また一時的にインストールした後にアンインストールしても元の状態に戻してくれないパッケージもありました。

インストールパッケージはtar+gzipで固めているだけなのでザウルスのターミナルからでも中を見ることが可能ですが、操作が面倒なので、私の場合はWindows PC上で確認しています。使用しているアプリは統合アーカイバのサイトで紹介されているLHMeltというものを使用しています。何故このアプリかというと単に昔から使用しているからで、特に理由はありません。このアプリは個別ライブラリを組み合わせることで様々な圧縮形式に対応することができます。ザウルスの場合はTAR32.dllというライブラリと組合せます。
Windows上で拡張子ipkをLHMeltに関連付けさせることでファイルをクリックするだけで中身が見ることができるようになります。ファイルをダブルクリックすると

  • debian-binary
  • control.tar.gz
  • deta.tar.gz

というリストが表示されるので、更にdata.tar.gzをダブルクリックするとインストールされるファイルがパス付きで表示されます。これで各ファイルが何処にインストールされるかを確認できます。また、control.tar.gzをダブルクリックするとインストールやアンインストールの前後で実行されるスクリプトを見ることができます。これでインストールやアンインストールに際して何が行われるかを知ることができます。


追加として
インストールされたアプリの情報は/usr/lib/ipkg/statusと/usr/lib/ikg/info/以下のファイルに保存される。



関連サイト:
統合アーカイバプロジェクトhttp://www.madobe.net/archiver/index.html