pdaXromをインストールしてみる
ぴろさんのところでSL-C3000 用 pdaXrom 日本語イメージが公開されてましたので入れてみました。「危険、取り扱い注意」とのことなので、それなりの覚悟が必要。
ぴろのざう日記/2005-04-09
http://www.piro.hopto.org/~piro/zaunikki/pukiwiki.php?%5B%5B%A4%B6%A4%A6%C6%FC%B5%AD%5D%5D
から、pdaXrom_CF_c3000.tar.bz2、init.bz2をダウンロードします。bz2で圧縮がかかっているのでZaurusSoftwareIndexよりbzip2を持ってきて予めインストール
bzip2 - Zaurus Software Index
http://www.killefiz.de/zaurus/showdetail.php?app=476
ext3フォーマットのCFが必要とのことなので空きCFを用意してext3でフォーマットします。ザウルスが電源ONの状態でCFを挿入、これでCFが/dev/hdc になるはず。pdaXromの本体はCFに存在することになるので使用中はCFを抜かないよう注意。
$ su # umount /mnt/cf # fdisk -l /dev/hdc CFがhdcであることを確認(念のため) # mke2fs -j /dev/hdc1 # mount /dev/hdc1 /mnt/cf -t ext3
pdaXrom_CF_c3000.tar.bz2、init.bz2をCFのトップへコピーした後、伸長展開をします。pdaXromは大きなファイルなので少し時間がかかります。
# cd /mnt/cf # bunzip2 init.bz2 # bunzip2 pdaXrom_CF_c3000.tar.bz2 # tar xvf pdaXrom_CF_c3000.tar
次に/sbin/initの書き換えをします(!!!危険!!!)
# cd /sbin # mount / -o remount,rw # rm init # cp /mnt/cf/init . # chmod 775 init # mount / -o remount,ro # exit $ exit
これで終了、起動してみます。電池の蓋を開けてリセットスイッチを押した後、電源をONします。
「しばらくお待ち下さい」表示の最下行で“select:”と表示されますので3を入力、なおここで1を入力すると普通にQtopiaが起動します。しばらくして“zaurus login:”と表示されるのでrootでログイン、続いて“[root@zaurus]#”が表示された状態でstartxを入力するとpdaXromが立ち上がります。
画面はQtopiaよりもすっきりとしています。Firefoxも時間がかかりますが普通に起動しますね、もっともCFスロットが使用中なのでネット接続はできませんでしたけれども(汗 ターミナルで見るとCF(/dev/hda1)が"/"でマウントされてるので外すわけには行きませんね、次はSDカードか内蔵HDDにでもいれてみようか。あとSDカードは普通に認識しています。
気がついた問題?点は、「.」「?」「>」が入力できない、右SHIFTキーが機能しない、そして電源スイッチやメニューのSuspendが機能しません(汗 とりあえずメニューで“Exit”を選択するとGUIは終了しますけれどもコンソール表示?でハングアップします。
これ以上は知識がなくてどうしようもないので、もとに戻しました
リセットスイッチを押して立ち上げしなおして、“select:”で1を入力してQtopiaを起動、/sbin/initを元に戻します。
$ su # cd /sbin # mount / -o remount,rw # rm init # ln -s telinit init # mount / -o remount,ro # exit # exit
これで再度リセットしてからCFを外して、普通に起動すればOK。